私は「トヨタ紡織九州 レッドトルネードSAGA」
が日本ハンドボールチームの中で1番好きだ。
好きなプレーヤーは
19番三重選手、14番梅本選手、
そして、岩本監督。
つくづくカリスマ的クールさと内に秘めた熱さを
同時に持ち合わせている人に
弱いみたいだ。
彼らを知ったのは、昨年のいちご一会とちぎ国体2022。
各都道府県が選りすぐりのメンバーで挑む
国体には、ちらほら日本代表選手の姿もあった。
レッドトルネードからは、キーパーの岩下さんが彗星JAPANで活躍している。
私もハンドボールをやっているが、
彗星JAPAN、織姫JAPANはじめ
社会人ハンドボーラーを全く知らなかった。
そんな私が、
5日間ほどの国体で胸を打たれたチームが
トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA だ。
レッドトルネードというチームが私の中で気になった初めの要因は、当時の三重選手の金髪。
というのも、当時の私もショートカットの金髪。
目立つ髪型なだけに、どんなプレーをするのか試合が楽しみだった。
痺れたのは埼玉県代表、大崎電気との一戦。
どちらも譲らぬ試合展開がリアルで心躍った。
今振り返ると、何も知らずのほほんと試合を楽しんでいた自分はお気楽だなと思う。
素晴らしい選手陣、スタッフの方々が近くにいたと知っていたら、そうのほほんとはして居られなかっただろう。
その試合の日、帰ってすぐに
トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGAを
もっと深く知ろうと公式YouTubeを覗いた。
『面白い!!』
貪欲に上を目指すチームの、沸騰しきっていないエネルギーが、限界値を突破したら、どんな無双状態を魅せてくれるのだろうと期待せずにはいられなかった。
2022-2023シーズン惜しくも
レッドトルネードのプレーオフ進出は叶わなかった。
けれど確かに蓄積したエネルギーは
新しい景色への燃料へと変わり始めている。
夏に始まる2023-2024シーズンは間違いなく
トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA
の旋風がハンドボールの枠を超え轟くだろう。