fulura’s blog

毎日のたわいもない記録。現在、大学生。

幸せだ

実は2023年8月にはいってすぐに

コロナに罹患していた。

いつもお世話になっているバイト先と

別に電車で2時間半のバイト先を

夏の期間だけ受けていた。

そこで図らずも人生初のコロナを

もらってきて久しぶりに大熱を出した。

 

スケジュールを詰め詰めにして

迎えた夏だったからこそ

多方面にキャンセルの申し立てをした。

バイト先、部活、久しぶりの友人との遊びの約束

をことごとく丁重にお断りしなければならず

40度近い熱とともに辛いことだった。

 

そんな中救われたのは

「こちらのことは気にせずゆっくり休んでね」

と言ってくれるバイト先のオーナー、

「コロナ辛いから焦らずに休んで」

と言ってくれる部活仲間、

「大丈夫?また元気になったら遊ぼ」

と言ってくれる友人が

いたことだ。

レポートの期限を延長してくれた

大学の教授の存在も忘れられない。

そして、感染のリスクがありながら

ずっと看病してくれた家族にも感謝の気持ち

でいっぱいだ。

 

意気込んで迎えた夏を

思いのままに過ごせない状況に

自分自身、動揺していた。

 

熱が落ち着いても、

全く体力が戻る気配がない。

咳をしようにも喉がすっきりしない。

倦怠感が抜けなくて、座っているだけの動作でも

疲労感を感じる。

良くなってきたと思い

通常の日常生活を送ると途端に

体調が崩れる。

もしかしたら社会に戻れないかもしれない。

そんな不安を抱えてしまったほどに

コロナの後遺症が私に訴えかけてきたものは

大きかった。

それ以上にコロナが気づかせてくれたことも

大きい。

 

看病してくれる家族がそばにいること。

温かい言葉をかけてくれる人たちに囲まれて

日々の生活を送れていること。

個人差を理解してくれることのありがたみ。

コロナってこんなに辛いんだってこと。

今日何しよう?と予定が何もない日を

過ごす楽しさ。大切さ。

辛さを知ることが優しくなることの一歩という経験。

知っていた方が多くの人を救えるということ。

日常を過ごせる幸せ。

 

予定詰め詰めの毎日では気づけなかっただろう

小さな幸せを丸裸になった素の私で

感じられた8月上旬。

こんな夏も悪くない。

 

色濃い夏を過ごせた私は

幸せだーーーーー!!!

 

今日もありがとうございました。